LGBT
埼玉県
H・K様 20代 男性
僕は自分がゲイだと、幼い頃からずっと悩んでいました。
親や友達にも誰にも話せず、自分がおかしいんじゃないかと思っていました。
男性に生まれたし、男性らしく振る舞わないといけないと思って、無理に女性と付き合ったこともあります。
でも心から好きになれなくて、自分に嘘をつくのがつらくなりました。
カウンセリングを受けて、先生に「性志向が男性なだけだよ」「人を好きになるのに性別は関係ないよ」と言われて、初めて自分のことを理解してくれる人がいると思えました。
今付き合っている彼氏も先生に紹介したとき、二人とも温かく迎えてくれました。
先生のおかげで今の自分がいます。
性別なんて関係なくて、男でも女でも、人として素敵な人になりたいと思っています。
先生、本当にありがとう。これからもよろしくお願いします!
カウンセラーからクライエント様へ
LGBTの問題でお越し下さいましたね
メッセージをありがとうございます。
これまで、誰にも言えずに長い間ずっと一人で悩んでこられたこと、本当につらく苦しかったと思います。
その思いをこうして言葉にして届けてくださったこと、心から嬉しく思います。
カウンセリングの中で、ご自身の性に対する不安や葛藤を一つひとつ丁寧に向き合いながら話してくださった姿が、今でも印象に残っています。
「性別に関係なく、人を好きになることは自然なこと」と伝えた言葉が、あなたの心に届いたこと、そして「わかってくれる人がいた」と感じてもらえたことは、カウンセラーとしてとても嬉しい瞬間でした。
彼氏さんと一緒に来てくださったときのお二人の表情も、とても穏やかであたたかく、見ているこちらまで幸せな気持ちになりました。
これまで自分を押し込めてきた時間を取り戻すように、今のあなたはとても自然体で、本来の自分を大切にされているのが伝わってきます。
「人として素敵な人になりたい」という言葉、とてもあなたらしくて素敵です。
その気持ちが、これからのあなたをさらに自由に、優しくしてくれると思います。
これからも、あなたがあなたらしくいられるように、そっとそばで支えていきますね。
またいつでもお話を聴かせてください。